ハラール対応アドバイス
東京都からの委託にてムスリム旅行者の受入に関するアドバイスを実施しました。
ムスリムを多く抱える東南アジアからの訪日旅行客数は急激に増加しており、その旅行客の多くは日本食やショッピングなどを楽しみに日本にやってきます。しかし日本人のムスリムに関する知識や理解は十分ではありません。
そこで、2015年2月に「ガイダンス&ディスカッション:ムスリム受入に関するアドバイスの実施」を通じて、課題を明確にするとともに、個々の事業所様の課題に対する必要なアドバイスを専門のアドバイザーより、説明させていただきました。
また、施設訪問を通じて、すでにムスリム旅行客の受入に関して工夫して対応している事例を把握致しましたので、ここで簡単にご紹介させていただきます。
ムスリム旅行客受入対応 先行事例1
ホテル京阪浅草 :
「朝食バイキングにおけるピクトグラム表示」&「FREE WIFI」
アレルギー食材のピクトグラム表示だけでなく、ムスリム旅行客へのおもてなしの1つとして、ムスリムにとって摂取は禁じられている豚とアルコール調味料のピクトグラムも取り入れられております。
これにより、アレルギーを持っている方、ムスリム旅行客の方は、ピクトグラムを見て自分でメニューを選択することができ、安心して朝食を召し上がっていただけます。
また宿泊者へはFREE WIFI の提供、朝食会場に設置してある電源も自由に使用できるなど、ムスリムだけでなく外国人・日本人旅行客にもありがたいおもてなしをされております。
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