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【フィリピン】<11月の訪日フィリピン人、23%増の3万人に>11月では最高、11カ月間で30%増の30.7万人

 日本政府観光局(JNTO)は12月21日、訪日外客数などに関する2016年11月の推計値を発表した。


 それによると、11月の訪日外客数は、前年同月比13.8%増の187万5,400人(推計値)で、11月として過去最高となった。これまでの11月の最高は2015年11月の164万8千人。


 紅葉シーズン、クルーズの寄港増加や航空路線の拡大・増便、日本国内でのイベント開催及び、継続的な訪日旅行プロモーション効果などが寄与した。


 市場別では、ロシアを除く19市場が11月として過去最高を記録した。また、11月までの累計では、台湾(388万9千人)、香港(164万9千人)、タイ(80万5千人)、マレーシア(33万1千人)、豪州(39万4千人)、カナダ(24万9千人)、英国(27万2千人)、ドイツ(17万3千人)、イタリア(11万1千人)が昨年の年計を越え、10月までに昨年の年計を上回った中国、韓国、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、米国、フランス、スペインの9市場に続いた。


 上位5市場は、1.中国(前年同月比19.2%増の43万2,800人) 2.韓国(18.6%増の42万6,900人) 3.台湾(1.4%増の30万0,700人) 4.香港(16.5%増の15万2,300人) 5.米国(17.0%増の10万3,800人)。


 フィリピンは前年同月比22.7%増の3万人で、11月として過去最高を記録。例年11月は紅葉鑑賞などを目的として訪日需要が増える時期であるが、旅行博への出展やフォトコンテストの開催などの訪日旅行プロモーションの実施に加え、航空会社によるセールスプロモーションなどが訪日需要の押し上げに貢献し、堅調に推移した。


 16年年初11カ月間(1月~11月)の累計訪日外客数(推計値)は前年同期比22.4%増の2,198万8,400人に達した。


 上位5市場は、1.中国(前年同期比28.0%増の594万5,500人) 2.韓国(28.1%増の459万6,000人) 3.台湾(14.0%増の388万8,800人) 4.香港(20.7%増の164万9,400人)、5.米国(20.6%増の113万7,700人)。


 フィリピンからは前年同期比30.0%増の30万6,500人で、東南アジアではタイ(14.5%増の80万5,100人)、マレーシア(29.7%増の33万0,900人)に次いで多かった。


注)「訪日外客」とは、国籍に基づく法務省集計による外国人正規入国者から日本に永住する外国人を除き、これに、日本を経由して第三国に向かうために日本に一時的に入国した通過客(一時上陸客)を加えた入国外国人旅行者のことである。「観光客」とは、短期滞在の入国者から「商用客」を引いた入国外国人で、 親族友人訪問を含んでいる(16年12月21日の日本政府観光局発表より)。



提供:WCLソリューションズ・フィリピン

 

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