【マレーシア】米チョコレート企業、ジョホールで来年稼働を開始
【ジョホールバル】 米ニューヨークのチョコレート製造会社ショコラ・モダンは、ジョホール州のジョホール・ハラル(イスラム教の戒律に則った)・パーク(JHP)において来年第1四半期に稼働を開始する。現在同州マサイにおいて開発が進められているJHPで稼働を開始する最初の企業となるという。
JHPのモハメド・ノール・アブドル・サラム最高責任者(CEO)によると、ショコラ・モダンは用地の取得と建設に1,000万リンギを投資する。工場の面積は8,000平方フィートとなる。同社はハラル製品の生産にも関心を示しており、マレーシアのみならず、シンガポールや日本、韓国市場への参入も視野に入れているという。
JHPは、3期に分けて開発される。UMランドとジョホール・バイオテクノロジー・アンド・バイオダイバーシティー・コープによる合弁企業が開発を推進している。第1期の工事の進捗状況は80%となっている。総開発価値(GDV)は2億リンギとなると見込まれている。ジョホール・トイバン・ラボラトリーも来年上旬に稼働を開始する予定だ。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、8月18日)
提供:アジアインフォネット
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