【マレーシア】ペラ州で港建設、ルムマリタイムターミナルが計画
【イポー】 ルム・マリタイム・ターミナル(LMT)は、 ペラ州シティアワン近くのスンガイ・ ディンディンにおいて新たな港を建設する計画だ。ムバラク・ アリ最高経営責任者(CEO)が明らかにした。
建設候補地の面積は46ヘクタールで、 実現可能性調査が行われている。桟橋や大規模な倉庫施設、 船舶が接岸するはしけなども建設される予定だ。 新たな港の稼働開始により、 LMTが運営する他の海港と合わせた貨物取扱能力は現在の300 万トンから700万トンに増える見通しだ。また、 砂糖や小麦粉などの穀類と肥料、 石灰など貨物を種類別に分けて取り扱うことができるようにする。
同社はまた、ルム港の設備拡張を行っている。 コストは3億リンギ。ムバラク・ アリCEOによると拡張工事では新たなはしけを建設するなどのプ ロジェクトを行っている。
一方でペラ州では他にも開発計画が進められている。 ペラ州開発公社(PSDC)はテルク・ インタンとタイピンにおいて1軒ずつホテルを建設しており、 パンコール島やタンジョン・マリムではリゾート開発に向け、 都市福祉住宅地方自治省がパートナー企業の選定などの検討を行っ ている。
(ベルナマ通信、5月25日)