日本企業グローバルビジネスサポートLAPITA(JTB)

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中古車・アフタービジネスに特化したASEAN進出支援のご案内 

8割が日本車シェアのASEAN地域は、自動車の新車市場については長く注目をされ、日本からも多くの自動車関連企業が進出を果たしております。一方で、ASEANにおける中古車・アフター市場はまだ、流通システムが整備をされていなく、さらに統計データもないために、市場を把握することが非常に難しく、特に新興国市場に関しては情報は極端に少ないのが現状です。

JTBグループが国内外の独自のパートナーシップの構築により日本企業の海外進出をサポートするLAPITAでは、中古車買取販売のガリバーインターナショナルの海外事業を担当してきた川崎 大輔氏とともにASEAN地域の中古車市場の調査・視察のご支援をいたします。

タイ

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自動車の需要が拡大しているタイ。先進国の停滞を尻目に、自動車に手が届くようになった中間所得層の急増が新車市場の拡大を支えています。この旺盛な新車購買欲に比例して今、タイで急速に伸びているのが自動車アフター市場です。中古車販売店、中古パーツや解体・修理屋、それを主とするカスタム・チューニングショップなどです。

タイ人の所得の向上とともに、「安かろう、悪かろう」から「多少高くても品質重視」と考えがシフトし、「日本製品がほしい!」という層が確実に増えています。この魅力的なマーケットを攻略していくための現場の情報を入手するのが本視察の目的です。

<ご手配可能な視察先 例>

■バンコク国際オートサロンを同行見学(展示会開催時)
■タイ自動車市場のレクチャー
■バンコクの新車ディーラーを見学
■バンコクのメーカー認定中古車店を見学
■バンコクの日系カー用品販売・メンテナンスビジネス店でインタビュー
■バンコクの日系中古カー用品販売店を見学
■バンコクの中古部品集積地区2か所を見学(パトゥムワン、バンナー)
■バンコクの中古車販売店(テント)を見学
■タイ在住の自動車関連業界ビジネスマンとの懇親会
※時期や視察先の都合により、ご手配ができない可能性もありますことを予めご了承ください。

インドネシア

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インドネシアは、アセアン10ヶ国の中でも名目GDPが最も多く、中国、インド、米国に次いで世界第4位の人口、24千万人の巨大市場です。さらに若年層の人口が多く、人口ボーナス期(15〜64歳の生産年齢人口が多い状態)2030年まで続くとみられ、豊富な労働力を背景に経済成長が期待されています。旺盛な内需に牽引される形で自動車の販売と生産台数も100万台を超えました。

2014年の新車販売台数はアセアン最大市場のタイを抜き、存在感が大きくなっています。

日系メーカーのシェアが90%を超える親日的なインドネシアは、日系企業にとって大きなビジネスポテンシャルを持つ市場であることは間違いありません。

<ご手配可能な視察先 例>

■インドネシア国際自動車部品関連見本市見学(展示会開催時)
■ジャカルタの中古車オークションヤードを見学
■ジャカルタの中古販売店、部品等のアフターマーケットエリアを見学
■インドネシア在住の自動車関連業界ビジネスマンとの懇親会
※時期や視察先の都合により、ご手配ができない可能性もありますことを予めご了承ください。

マレーシア

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2014年のマレーシア国内の新車販売台数は前年比1.4%増の665000台。2010年以降60万台を超えて安定した成長を続けておりASEAN 3位の自動車市場規模維持しています。大きな特徴は自動車普及率の高さで、「ニールセン 自動車需要に関するグローバル調査」という報告書によれば、家庭におけるレンタル、リースを含む自動車の所有状況は93%ASEAN域内で最も高い数字を記憶しており、複数台持ちも域内でトップの54%です。この数字は世界全体でみても、自動車所有率は第3位、複数台もちは世界1位となっています。

マレーシア人の自動車に対する購買意欲は旺盛で、保有率の増加とともに自動車アフター市場に対するビジネスの可能性に注目が集まっています。マレーシアASEANで最大規模の中古車部品を日本から輸入しており、さらにASEAN2番目に日本からの中古車輸入台数が多い国です。

<ご手配可能な視察先 例>

■新車ディーラーを見学
■現地自動車メディア会社を訪問
■マレーシアの中古車販売店を見学
■アセアン最大の中古部品集積地区を見学
■マレーシア在住のビジネスマンとの懇親会
※時期や視察先の都合により、ご手配ができない可能性もありますことを予めご了承ください。

ミャンマー

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「アジアのラストフロンティア」と呼ばれて注目を集めていたミャンマーですが、ここ数年で自動車市場にも大きな動きがありました。

ミャンマーの最大都市ヤンゴンでは、日系メーカーの新車販売のディーラーもオープンし、新車販売がスタートしています。20141月に左ハンドル車の走行がスタートし、それに伴い本格的に右ハンドルの輸入車の制限が始まりました。

個人は車庫証明、業者は保管場所証明を持っていないと購入ができなくなっています。そのような悪条件でも輸入総台数は微減であり、市場自体は急激に縮んでいるわけではありません。

<ご手配可能な視察先 例>

■Auto Expo Myanmarを見学(展示会開催時)
■ミャンマーへの中古車の荷揚げが集中するティラワ港を見学
■ミャンマーの新車販売店を見学
■ミャンマーの中古車販売店、中古ブローカー市場を見学
■ミャンマーの中古部品販売店を見学
■ミャンマー在住のビジネスマンとの懇親会
※時期や視察先の都合により、ご手配ができない可能性もありますことを予めご了承ください。

コーディネーター

kawasaki.jpg川崎 大輔 (かわさき だいすけ)

香港の会社に就職後、アジアに8年駐在し、日本に帰国。ベンチャー企業の経営企画を経て、中古車企業のガリバーインターナショナルで海外事業部の立ち上げ。アメリカ事業、インド事業、タイ事業の立ち上げと海外事業を担当。2015年半ばよりAsean Plus Consulting LLCにて日系企業のアジア進出サポートを開始。

経営学修士、MBA、京都大学大学院経済研究科東アジア研究センター外部研究員

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