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【JTB X-tech square 第1弾 業界セミナー7/9開催】5Gが変えるモビリティ(※講演資料DLあり)

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本記事は、7月9日(火)に開催された第1回業界セミナー「5Gが変えるモビリティ~MaaSだけではない、5Gのインパクト~」の講演内容を、ぎゅっとまとめたレポートとなります。ご参加いただいた方も、そうでない方も、ポイントをまとめておりますので、ぜひご覧くださいませ。



目次:



Executive Summary 

 このホワイトペーパーでは、2019年7月上旬までの注目技術の動きを報告しています。近年、多くの技術が連携して市場で活用されています。それぞれの技術は、それ自体が目指す形があると同時に 他の技術の部品にもなります。5Gの支えを受けるのが「産業用IoT」「自動運転・遠隔運転」などの分野となります。
 今回のホワイトペーパーでは、5Gの最新の展開状況を見渡し、産業用IoTへの影響、モビリティ技術の進展具合を報告しています。5Gは、7月上旬の段階で、世界51の通信事業者が、743個所で運用中です。携帯機(スマートフォン)の販売も始まりました。産業用IoTは、通信機器事業者(エリクソン、ノキア、クアルコム)などと産業機器大手(シーメンス、BOSH)との協業が始まりました。「スマートファクトリー」の開発を目指しています。
IoTでは、現在実用化されているものには5G技術は導入されていません。現在は、大容量(多数の移動機収容)、長寿命化が中心です。5G規格を決める3GPPでは、5G無線技術を導入し、現在より10-100倍の大容量化を目標としています。
 産業用IoTのためにも、5G無線技術を改良し、更なる無線区間の遅延短縮が検討されています。現在の「無線区間遅延1ミリ秒」では産業機器の操作にやや不足すると見られており、改善が望まれています。
 自動運転は、一時の予測よりも大幅に遅れています。期待されていた隊列走行も、予想より効率が上がらない模様で、方法を立て直し中です。今後は、自動運転よりも、
5Gを活用した遠隔運転が実用化され、普及すると考えられています。
 このように、5Gを中心として、種々の技術が影響を受けながら、新しいアプリケーションに向かって進んでいます。そして、新しいアプリケーション実現のキーワードは「無線化」です。

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5G:世界で運用開始、ただし"ホンモノ"は2022年頃から

  5Gは、昨年6月にフィンランドでサービスが始まって以来、急速に世界に普及しています。7月7日時点で、51の通信事業者が、743個所で運用しています。最も運用個所が多いのはスイスです。この数字は産業運用(コマーシャル・サービス)を始めた事業者と運用個所の数字ですが、トライアルを含めるとより多くの数となります。 例えば、アジアでは、商業運用を行っているのは韓国だけですが、トライアルは中国、香港、タイ、スリランカ、ベトナムなどで行われています。韓国は、運用個所の増大が止まっており、通信事業者は他の事項(バックボーンの強化、セルの調整など)に力を入れている模様です。
現時点ではデータ伝送速度の向上は見られますが、遅延時間の短縮は取り立てて見られません。地上系のネットワークが4G時代のものですので、改善は望めません。
 
5Gの携帯機は・・・・・

 ※続きは、下記よりダウンロードいただけます。


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