【セミナー】「ロシアビジネスにおける留意点と日本食ビジネスの可能性」と「ロシアにおける日本産食品の販路開拓に向けたテストマーケティング」(東京)
ロシアでは2000年代以降、経済の安定化と旺盛な消費意欲を背景に外食産業は大きな成長を続けています。特に最大都市であるモスクワは、ロシア全体の外食産業売上の15%を占め、市場全体を牽引しています。
その中でも特に、冷戦終結後の西側文化の受入素地の拡大や健康志向の高まりと連関し、日本食は急速に存在感を増していて、モスクワでの日本食レストランの数は600店とも1000店とも言われています。
ロシアに多数の日本食レストランが生まれていることは、日本料理や日本酒に対する認知、関心、好意形成に大きな役割を果たしています。一方で、これら日本食レストランの多くは日本料理を本格的に学んだことのない料理長によって運営、調理されており、日本人がイメージ、日本料理店とは異なる様相の店も多く存在しています。こうした「日本」食レストランが日本食のイメージが形成しつつあることが本格的日本料理店にとっては課題となっています。
日本食レストランは、出汁による旨味や自然の発酵を活かした保存食の技術など、日本食の多彩な魅力を現地市民に発信しているのみならず、醤油や柚子などの調味料、日本酒、焼酎などの國酒や包丁などの調理具、更には伝統工芸による食器類など、彩り豊かな五感で楽しめる日本食文化全体の紹介にも大きな役割を果たしています。
こうした環境を踏まえ、今回のセミナーでは「ロシアビジネスにおける留意点と日本食ビジネスの可能性」と「ロシアにおける日本産食品の販路開拓に向けたテストマーケティング」と題しまして2月にモスクワで開催されます東欧地区で最大の食品業界展示会PROD EXPO内で行う「JAPAN EXPO RUSSIA 2014」に関してのご案内と具体的な商流構築に向けてお話を致します。
日時 2015年1月13日(火)15:00~16:45
会場 株式会社JTBコーポレートセールス セミナールーム
〒163-1065 東京都 新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー N棟26階
参加費 無料
定員 30名
主催 株式会社JTBコーポレートセールス
内容 [スケジュール]
15:00~16:00
ロシアビジネスにおける留意点と日本食ビジネスの可能性
LAPITA専任アドバイザー/ロシアビジネスコンサルタント
鐵尾 安夫 氏
16:00~16:45
日本産食品の販路開拓に向けたテストマーケティングと東欧地区で最大の食品業界展示会「JAPAN EXPO RUSSIA 2014 X PROD EXPO」概要について
株式会社JTBコーポレートセールス 法人営業マネージャー
小田嶋 敏明
本セミナーは終了いたしました。