江戸から続く町・深川。
100年以上続く金工職人のお店で
「菓子切り」を製作。
見て・作って・食べて・話して過ごす、日本の伝統を感じられる時間

東京彫金

ジュエリーサショウ

(※写真は使用イメージです。体験後にサービスで提供する抹茶およびお菓子は、保健所の指導に基づき、種類や提供方法を変更してご提供します。)

体験の概要

深川に生きた辰巳芸者たちが受け継いできた「意気」と「張り」の美意識が残る東京の下町・深川。その地で芸者たちに愛された「かんざし」「帯留め」の製作をルーツとし、大正元年(1912年)に金工職人としてお店をスタートさせた「ジュエリーサショウ」。100年以上の歴史を誇るジュエリーサショウでは、オリジナルの菓子切り製作体験が行えます。特に、銀と銅を1000度近くまで熱して溶かす工程は圧巻。製作した菓子切りには好きな刻印を押すことができ、世界にひとつだけの作品に仕上がります。製作を終えた後は作った菓子切りを使いながら、和菓子と抹茶を楽しめる時間もあります。作って終わりではなく、使うところまで楽しめる体験です。

体験の特徴

この体験で製作する菓子切りは、刃の形やツヤなどが一点一点異なります。そのため、講師と相談しながら自分好みの作品に仕上げることが可能。最後には、和菓子と抹茶を楽しむ時間も。切るだけでなく、刺して食べることもできる菓子切りの全てを楽しめる体験です。

体験の詳細

100年以上続くジュエリーサショウは、豊富な作品実績を誇る

ジュエリーサショウでは、オリジナル作品の製作の他に、修理やリフォームも行っています。それにとどまらず、「東京手仕事」の認定、江東区無形文化財継承、ANNA SUI COSMETICSのキャンペーンで世界各国に展開されたビジュアル向けの蝶のオブジェ製作、帝国劇場などの舞台作品製作など、幅広い実績があります。

金工技術を用いて、最初から最後まで一人の職人が作り上げるのが魅力

そんなジュエリーサショウの菓子切り製作体験は、講師による金工技術の紹介から始まります。金工技術は錬金、鍛金、彫金などを全て一人の職人が担って作品を作り上げます。削り方や磨き方で作品の仕上がりが異なるため、一つとして同じ作品はありません。

この説明の際、講師が実際に製作する菓子切りの見本も見せてくれるため、自分が作りたいイメージを固めておきましょう。

鞴を使い、1000度近くまで熱して銀と銅を溶かす

講師から説明を受けたら、さっそく銀と銅を溶かしていきます。この体験で使うのは銀7.4gと銅0.6g。シルバー925の菓子切りを製作していきます。
講師がバーナーを構えたら、参加者は力強く鞴(ふいご)を踏み込みます。送り込まれた空気によって炎の温度は1000度近くまで上昇し、銀と銅がゆっくりと溶け合っていきます。工房で三代にわたり受け継がれてきた足踏み式の鞴は、かつて金工職人に欠かせなかった道具の一つ。機械化が進んだ現在では目にする機会も少なく、職人の呼吸と一体となって火を育てる昔ながらの技を体感できます。

繰り返し叩いて締めることで、強い菓子切りが誕生する

素材が溶けてきたら講師が型に流し込み、棒状の形に整えます。この時、熱した素材を硫酸につけることで不純物を取り除き、綺麗な地金を作ります。

菓子切りの元となる形に整ったら、次は金槌で叩く工程。ここでしっかり叩くことで地金が締まり、強い菓子切りが生まれます。叩けば叩くほど力が地金に伝わり、直接触れないほど熱くなるのだとか。

地金が引き締まったら、講師がローラーで伸ばしていきます。ここで9センチほどまで伸ばした後、再び金槌で叩いて歪んだ菓子切りを真っ直ぐに整えつつ、刃先を作ります。ここで叩く時に生まれる凹凸は「鎚目(つちめ)模様」と言われ、唯一無二の菓子切りになる要素のひとつです。形が整ったら、講師がやすりなどを使ってツヤを出してくれます。

最後は和菓子と抹茶とともに、講師と貴重な時間を

製作の最後には、用意された複数の模様やアルファベットから好きなものを選び、刻印を押していきます。中には大正時代から存在する刻印もあるのだとか。自分のイニシャルを入れるもよし、漆を流し込んで色をつけるもよしと、デザインの幅が広いのも嬉しいポイントです。
世界にひとつだけの菓子切りが完成したら、それを使いながら和菓子と抹茶を楽しみます。菓子切りはナイフのように切るだけでなく、刺して食べられるのも特徴。日本の伝統的なお菓子を伝統的な道具で味わうひとときは、充実した時間となるでしょう。

和菓子と抹茶を楽しむ間、製作した菓子切りを入れる袋を講師と一緒に選べます。実は、講師も体験者とゆっくり話せるこの時間を楽しみにしているそう。金工職人という仕事が、いかに魅力的であるかを聞ける貴重な機会です。

ぜひジュエリーサショウの、見て・作って・食べて・話して楽しめる体験をしてみてはいかがでしょうか。

ジュエリーサショウ 東京都江東区高橋14-21

ジュエリーサショウは大正元年(1912年)に創業した金工職人のお店。現在は三代目の佐生真一、恵実の職人夫婦によって営まれており、接客と製作を行っている。江東区無形文化財継承し、ANNA SUI COSMETICS キャンペーンのオブジェなど幅広い実績を持つ。その高い技術力は国内外から評価されており、旅行で日本を訪れた顧客がオーダーを依頼し、滞在中に完成した作品を受け取って帰国するケースも少なくないという。

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