受入れ事例紹介受入れ事例紹介

特定技能外国人を受け入れている企業と、そこで活躍する特定技能外国人の声をご紹介します。

CASE25外食業株式会社斎藤ホテル

チームに溶け込んで働く頼もしい存在です

企業情報
  • 事業内容:ホテル業、旅行業、一般貸切旅客運送事業、飲食サービス業
  • 従業員数:66名(パート・アルバイト含む)※2024年1月現在
  • 特定技能外国人受入れ数:4名(内訳:ミャンマー3名、インドネシア1名)

環境に順応する力や向上心は想像以上

ホテル業や飲食業をはじめとするサービス業は、休日や就業時間が不規則であること、見た目以上に重労働であることなどから、求人募集をしても敬遠されてしまうことの多い業種だと感じています。人材不足が続く中、即戦力となるスタッフを採用できると考え、特定技能制度の活用を決めました。
採用するに当たり、やはり当初は文化の違いや言葉の壁があり、コミュニケーションがうまく取れないのではないかという不安がありました。しかし、現在働いている4人は、みなさん環境への順応力が高く、日本語の勉強も非常に熱心です。こちらの想像以上の力を発揮していただいており、私たちも嬉しく思っています

明るい笑顔でお客様からも高評価

特定技能外国人が担当しているのは、ホテル内および直営レストランでの接客・調理を中心とした、レストランサービス全般の業務です。職場のチームリーダーが業務の指導を行い、ほかの日本人スタッフのフォローを受けながら、チームに溶け込んで仕事をしている様子が見られます。周囲とコミュニケーションを取りながら、いつも明るい笑顔でスムーズに業務をこなしている姿は、とても頼もしいです。
若い外国人材を多く受け入れたことで、職場の雰囲気がとても明るくなったように思います。初めての土地でワクワクしながら仕事に取り組む外国人材の姿を見て、ベテランの日本人スタッフは「自分にもあんな時代があったな」と思い出すようで、外国人材と一緒に気持ちを新たに働く姿が見られます。こうした点は、単なる人手不足解消にとどまらない、外国人材がもたらしてくれた嬉しい変化です。
当ホテルは、長期滞在やリピーターのお客様が多く、スタッフの顔や名前を覚えてくださる方も少なくありません。特定技能外国人のスタッフにも「帰ってきたよ。元気?」「日本語が上手だね」と声を掛けていただくことが多く、そうした言葉を聞いて喜んでいる表情を見られた時は、こちらも「受け入れてよかったな」とあらためて思います。

「あなたは必要で大切」と思いながら接する

従業員には長く働いているベテランが多いのですが、ほかの部署のスタッフも含め、思っていた以上に特定技能外国人を気に掛け、親しみを持って接しているのを感じます。当ホテルでは日本語能力試験N3レベルを基準に採用していますが、日本人スタッフと積極的に会話し、休憩中には楽しく世間話もしているようです。ただ、やはり日本語での指示が理解されにくい時もあるため、こちらも試行錯誤しながら、うまく伝わる言い方を勉強しているところです。
私たちは、目的を持って日本で働いてくれる特定技能外国人に、「このホテルで働いて良かった」と思える業務を任せ、仕事にやりがいを感じてほしいと思っています。そのために大事にしているのは、「あなたは私たちにとって必要で大切な存在です」と思いながらコミュニケーションを取ることです。特定技能外国人を受け入れている企業のみなさんには、自分たちにとって必要不可欠な存在だという思いで外国人スタッフと接し、その思いを本人たちにも伝えてほしいと思います。それは彼らが働くモチベーションになるはずです。

特定技能外国人コメント

日本語や笑顔を褒められるのがやりがいです

テッ テッ ズン(THET HTET ZUN)さん

日本に留学経験があり、お客様と接する仕事をして、もっと日本語が上手になりたいと思い、斎藤ホテルで働くことを決めました。お客様に日本語や笑顔を褒めていただくと本当に嬉しく、その言葉が仕事のやりがいになっています。

目標は日本で素敵なコーヒーショップを開くこと

トゥー ター トゥン(THAW TAR HTUN)さん

日本での仕事は、基礎から一つずつ覚えてステップアップすること、諦めずに努力することが大切です。ここで働きながら学んだことを生かし、日本で落ち着いた雰囲気のおしゃれなコーヒーショップを開くことを目標に頑張っています。

受入れ事例紹介

特定技能外国人を受け入れている企業と、そこで活躍する特定技能外国人の声をご紹介します。

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