受入れ事例紹介受入れ事例紹介

特定技能外国人を受け入れている企業と、そこで活躍する特定技能外国人の声をご紹介します。

CASE09飲食料品製造業ニップン冷食株式会社

新工場稼働に合わせ、長く一緒に働ける人材を採用

企業情報
  • 事業内容:冷凍食品の製造
  • 従業員数:415人(2021年11月末)
  • 特定技能外国人受入れ数:101名(ベトナム)

外国人材の受入れ目的

当社では、4年ほど前から技能実習生を受け入れています。冷凍食品第2工場を増設した2020年には、長く一緒に働ける特定技能外国人を100人以上採用しました。伊勢崎市や周辺地域には日系人の居住者が多く、伊勢崎工場では1999年の創業開始当初から外国にルーツがある方を多く採用してきた経緯があります。そのため、当工場には外国人材と一緒に働く土壌がすでにできており、受け入れやすい環境が整っていたと思います。食品業界、とりわけ冷凍食品の分野は、人手不足の状態が続いています。今後も多くの人員が必要になった場合、外国人材の力が欠かせません。これからも特定技能外国人には長く力になってもらいたいと考えています。

特定技能外国人の勤務、生活状況

特定技能外国人には、調味料の計量、調理、容器への盛り付けなど、製造に関わる幅広い作業を担当していただいています。勤務態度はとにかく一生懸命。今後は、機械のオペレーターなども任せることを考えています。
特定技能外国人の多くは技能実習の経験があり、日本企業に慣れているため、作業の指示に対する理解が早いと感じます。「次はこんなことができるようになりたい」と目標を持ってステップアップしようとする意欲も高く、将来を具体的に考えている人が多いようです。早く会社の戦力になろうと努力する姿や目標を話してくれる表情を見ていると、できる限りのサポートをしたいと思います。特定技能外国人のほとんどがベトナム人なのですが、同じ国からの仲間が多いと安心できるのはメリットかもしれません。難しい日本語での会話をするときには、日本語が得意な人が苦手な人をサポートするなど、お互いに助け合っている様子が見られます。

フォロー体制

入職時には、少人数で衛生教育や安全教育を行っています。登録支援機関の通訳を依頼し、社内ルールや業務内容をしっかり理解してもらえるよう努めています。仕事を始めてからも、SNSのメッセージ機能などを活用して、日常的な困り事などでも、いつでも相談できる体制を整えています。一方で、住居の確保には少し苦労しました。アパートなど借り上げて寮にしていますが、人数が多いため工場の近くでは確保しきれず、通勤用にマイクロバスを運行してサポートしています。コロナ禍以前は社員旅行、クリスマスパーティー、バーベキュー大会などを開いて交流を深めていたのですが、今は社内行事がほぼできないのが残念です。

特定技能外国人インタビュー

見て、聞いて、やってみる。積極性が大事です

グエン ティ ラン フオン(NGUYEN THI LAN PHUONG)さん

3年間技能実習を経験し、2021年から特定技能として働いています。ベトナムにいたころから料理が好きだったので、冷凍パスタなどを製造する今の仕事は私に合っていると思います。仕事を覚えるコツは、先輩の様子を見て、聞いて、実際に自分でやってみること。分からないことはすぐに質問し、積極的に仕事を覚える姿勢が大切です。日本語の勉強も頑張り、日本語能力試験のN1にチャレンジしました。将来はベトナムで調理師になるか日本語の通訳として働くのが夢です。

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特定技能外国人を受け入れている企業と、そこで活躍する特定技能外国人の声をご紹介します。

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