アジアとヨーロッパを結ぶシルクロードの中継地として、西から東へ、東から西へ、いくつものキャラバンが通り抜けた中央アジアの内陸国。その中心地として栄華を誇った。国土のほとんどが砂漠や平原で、首都タシケント、オアシスブハラなどオアシス都市として栄えた。特にサマルカンドは、青色で彩られた建築物が多く「青の都」と呼ばれており、世界遺産にも登録されている。人々はおどりや音楽をこよなく愛している。

イスラム教徒が中心となっている国々に比べてきまり等は緩やかで、イスラムでは人前で肌を見せることを禁止しているが、肌をしっかり覆うような服装やヒジャブ(スカーフ状の布)などで顔を隠す女性はあまり見られない。また、イスラム教では飲酒が禁止されているが、アルコールに寛容であり、よくお酒を飲む人もいる。ラマダン(断食)も人によってまばらである。