国別紹介国別紹介

特定技能外国⼈を受け⼊れるにあたり、各それぞれの国を知る事で⽂化の違いや、受け⼊れる際の体制、職場でのコミュニケーションツールとしてご活⽤ください。

フィリピン

国情報

名称
フィリピン共和国
英表記
Republic of the Philippines
言語
ピリピーノ(国語)、セブアーノ語、タガログ語、イロカノ語、英語
宗教
キリスト教(カトリック85%、プロテスタントと新興宗教5%)、ミンダナオ スル地方にイスラム教

簡単なあいさつ

おはよう

マガンダン
ウマーガ

こんにちは

マガンダン
タンハーリ

マガンダン
ハーポン

こんばんは

マガンダン
ガビー

ありがとう

サラマッポ

さようなら

パアラム

国の特徴・文化

熱帯の海域に、北から南へ向かって扇状に広がる7000以上もの島々がフィリピン群島。フィリピン最大の島であるルソンを中心に、南端のミンダナオ、その間に挟まれるように、パラワン、ミンドロ、ビサヤ諸島のパナイ、マスバテ、ネグロス、セブ、ボホール、レイテ、サマールの島々が浮かんでいる。これら11の島に、全人口約1億人のうちの90%が集中するのも特徴だ。年間の平均気温は26~27度と高め。1521年にポルトガルの冒険家・マゼランがサマール島に到達して以来、スペインやアメリカ、イギリス、日本ら他国の支配を受けてきたが、1946年7月4日に独立を果たした。アジアの生活様式に欧米の影響が混じった文化がみられる。バナナやパイナップルなどトロピカルフルーツの栽培が盛んで、フルーツ大国としても有名。日本で売られているバナナのほとんどはフィリピン産。

食習慣

暑い国の料理の特徴として、食べ物も飲み物も甘い味付けになりやすいが、フィリピン料理も同じく、基本的にはどの料理も甘めの仕上がりになっている。また、古くから交流のあった中国やスペイン植民地時代の影響により、焼きそばやお粥があったり、トマトベースの煮込み料理やソーセージがあったりする。
主食は米で、皿におかずを山盛りにして食べる。料理は野菜や肉、魚などを煮込んだものがよく食べられる。タマリンドというマメ科の植物の実を使った酸味のあるスープで煮込んだものをシニガンという。強い酸味が特徴で、日本人の中では好き嫌いが分かれることが多い。他に、おやつではハロハロも人気がある。ハロハロとはタガログ語で「まぜこぜ」を意味し、フルーツ、ウベ(紫芋)のアイスやゼリー、タピオカ、ナタデココ、豆などのたっぷり具材とかき氷を混ぜながら食べるフィリピンで最も定番なデザートとなっている。
フィリピンでは、1日に5食や6食を食べることも珍しくない。フィリピン人のこの文化は「ミリエンダ」と呼ばれ、スペインの習慣からきており、朝食、昼食、夕食に加えて午前と午後に1回ずつ間食としておやつタイムを挟む。

宗教事情

スペインの植民地時代が長かったためキリスト教系の信者が全人口の約9割を占めているが、先住民の伝統的な精霊信仰の影響を受け、独特のフィリピン化した宗教となっている。離婚や中絶などは法律で禁止されている。

祝日

1/1 元日
1/22 旧正月
2/25 エドサ革命記念日
4/6 聖木曜日
4/7 聖金曜日
4/8 聖土曜日
4/9 勇者の日
4/22 断食明け大祭 ◎
5/1 メー デー
6/12 独立記念日
6/29 犠牲祭 ◎
8/21 ニノイ アキノ デー
8/28 英雄の日
11/1 万聖節
11/30 ボニファシオ デー
12/8 無原罪の聖マリアの日
12/25 クリスマス
12/30 リサールデー
は年によって異なる。
◎はイスラム暦のため変更の可能性有

国ならではの特徴的な風習

日本では、給料の支払いは月に1回である企業が多いが、フィリピンの会社では給与は月2回に分けて支払われるのが一般的。また、フィリピノタイムという言葉があるくらい、時間にルーズな人が多いのもフィリピン人の特徴で、時間に対する価値観が日本とは異なる。

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