国別紹介国別紹介

特定技能外国⼈を受け⼊れるにあたり、各それぞれの国を知る事で⽂化の違いや、受け⼊れる際の体制、職場でのコミュニケーションツールとしてご活⽤ください。

インドネシア

国情報

名称
インドネシア共和国
英表記
Republic of Indonesia
言語
インドネシア語(主要言語)、英語、オランダ語の他ジャワ語等多数の民族の言語
宗教
イスラム教(87%)、キリスト教(11%)、ヒンドゥー教(1%)

簡単なあいさつ

おはよう

スラマッ パギ

こんにちは

スラマッ ソレ

こんばんは

スラマッ
マラム

ありがとう

テリマカシー

さようなら

スラマッ
ジャラーン

国の特徴・文化

東南アジア南部、赤道にまたがって東西5110kmに広がる国。日本の約5倍の広さ。1万数千という大小さまざまな島で構成されており、アジアで一番島が多い国。マレー系を中心に、300以上の民族が暮らす多民族国家。国民の大多数がイスラム教徒。5世紀ごろから島の各地で王国が建設され始め、インドと中国を結ぶ中継貿易地として栄えた。16世紀以降、香辛料貿易の支配権をねらうオランダやイギリスによって過酷な植民地支配下に置かれるが、1949年に独立。赤道直下の熱帯性気候に属し、基本的にはカカオやココナッツ、バナナなどを栽培する農業国だが、独立後は政府の保護政策によって化学繊維やパルプなどの工業が確立。日本からも企業が多く進出している。バリ島やジャワ島などのリゾート地、歴史的建造物や遺跡、音楽、料理、手つかずの自然など、多彩な魅力に溢れる。

食習慣

インドネシアの人々の食文化は、それぞれの宗教にもとづいている。住民の大部分を占めるイスラム教徒は豚肉を食べず、ヒンドゥー教徒は牛肉を食べない。そのためどんな信仰を持つ人でも食べられる鶏肉や魚を使った料理が多くなっている。他にイスラム教徒はアルコール、宗教上の適切な処理が施されていない肉も禁止されている。
主食は米で、粘り気が少ないインディカ米を食べる。有名な料理は、ナシゴレン。ナシゴレンは鶏肉や野菜などを使ったチャーハンのような料理。エビや野菜を具にしたミーゴレンと呼ばれる焼きそばや、サテという串焼きもよく食べられている。ココナッツミルクを使った料理もある。

宗教事情

インドネシアは世界一イスラム教徒が多い国。しかし国教には定められておらず、どの宗教を信じるかは個人の自由。イスラム教徒の中でも宗教に対しての関わり方には個人差がある。毎日礼拝を行う厳格な人もいれば、あまりこだわらない人もいる。
ムスリム(イスラム教徒)は、①信仰告白、②礼拝、③喜捨、④断食、⑤巡礼の5つの義務(五行)が定められている。特に②礼拝と④断食は一緒に働く上で理解し尊重する必要がある。②礼拝は1日5回義務付けられておりメッカに向かって礼拝を行う。礼拝前には手、足、顔等を水で清める。受入事業者は礼拝を行う場所を用意する等環境を整えることが望ましい。また、④断食はイスラム歴9月の約1か月間、夜明けから日没まで一切の飲食が禁止となる。別室で食事をとる、勤務シフトを柔軟に変更対応する等の配慮が必要である。

祝日

1/1 新年
1/22 イムレック(旧正月・中国暦新年)
2/18 ムハマッド昇天祭
3/22 ニュピ(サカ暦新年)
4/7 キリスト受難日
4/21-24 断食明け大祭(イドゥル フィトリ)◎
5/1 メーデー
5/18 キリスト昇天祭
6/1 パンチャシラの日
6/4 ワイサック(仏教大祭)
6/29 犠牲祭(イドゥル アドハ) ◎
7/19 イスラム暦新年 ◎
8/17 インドネシア共和国独立記念日
9/28 ムハマッド降誕祭◎
12/25 クリスマス
は年によって異なる。
◎はイスラム暦のため変更の可能性有

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