国別紹介国別紹介

特定技能外国⼈を受け⼊れるにあたり、各それぞれの国を知る事で⽂化の違いや、受け⼊れる際の体制、職場でのコミュニケーションツールとしてご活⽤ください。

インド

国情報

名称
インド共和国
英表記
Republic of India
言語
ヒンディー語(公用語)、英語(準公用語)、他14の地方の公用語等800余
宗教
ヒンドゥー教(83%)、イスラム教(11%)、キリスト教(2.5%)、シーク教(2%)、仏教、ジャイナ教

簡単なあいさつ

おはよう

ナマステ

こんにちは

ナマステ

こんばんは

ナマステ

ありがとう

ダンニャワード

さようなら

ピルミルテー

国の特徴・文化

日本の約8倍という広大な国土と13億人以上の人口を有するインド。世界最高峰のヒマラヤ山脈をはじめ、河川や砂漠、デルタ地帯と、その地形は変化に富む。古くから文明が栄え、いくつかの王朝を経て、19世紀にはインドに進出してきたイギリスの植民地となった。ガンジーはイギリスの支配に対し非暴力で抵抗を始め、インド各地で独立運動が始まった。この運動が広がり、1947年、ヒンドゥー教徒が多い地域がインド、イスラム教徒が多い地域はパキスタンとしてそれぞれ独立を果たした。領土や宗教を巡って、インドとパキスタンの間には対立が現在も続いている。近年ではIT大国としても有名。国民的娯楽は映画。歌って踊るハッピーな映画が好まれる。

食習慣

インドには「カレー」という名前の料理はない。スパイスやハーブをミックスして味付けをした煮込み料理が広く食べられている。そして、小麦粉を原料としたチャパティやナンを主食としている。インドの人は一日三食カレーを食べていて、カレーを食べる時はカレーとご飯ををまぜて口に右手のみで運ぶのが基本。スプーンやフォークなどは使わない。地域によって味付けや食べ方も様々で、北と南では全く異なる。
ヒンドゥー教は、特に宗教が日々の生活の隅々にまで浸透しているため、食事も宗教の考え方と分かちがたく結びついている。代表的な例が「ベジタリアン」と「ノンベジタリアン」。ヒンドゥー教の中でも特に厳格にその教えを守る人々は、肉類はいっさい口にしない。それほどではなくとも、肉類を口にしない「ベジタリアン=ベジ」は、インドではとても多い。もちろん「ベジタリアンではない人々=ノンベジタリアン(ノンベジ)」も多いが、ベジ、ノンベジの区別はとても明確に分けられます。ベジの人の中にはノンベジの人と一緒に食事をすることに抵抗を感じる人もいたり、食事場所が別々に分けられていることもある。ベジタリアンがとても多い国なので、たんぱく質を摂取する手段として、豆料理がとても豊富なのも特徴。その代表例が「ダール」と呼ばれる豆のスープ。他にもベジ向けのカレーもある。

宗教事情

インドは世界で一番ヒンドゥー教徒が多い国。沐浴や食事など暮らしにヒンドゥー教が根付いている。ガンジス川では大勢の人がからだを清めるだけでなく、洗濯や作物の栽培など様々なことに使い、生活の中心となっている。ヒンドゥー教では牛は神聖な生き物とされている。そのため、ヒンドゥー教徒は牛肉を食べない。ただし、牛乳やヨーグルト、チーズなどの加工品はよく食べられている。アルコールについては、インド第2の宗教であるイスラム教は飲酒を禁じている。第1の宗教ヒンドゥー教もあまり良いこととはされていない。飲酒は25歳以上。
また、人間の身分を4つにわけるカースト制度の習慣がまだ残っている。インド政府は廃絶しようとしているが、今も身分による差別や暴力が起こっており、いまだに国民の貧富の差は大きい。

祝日

1/1 元日
1/26 共和国記念日
2/18 シヴァ生誕祭
3/8 水掛け祭
3/30 ヒンズー教ラーマ神誕生祭
4/4 マハヴィラジャンティ誕生日
4/7 聖金曜日
4/22 断食明け祭 ◎
5/5 ウェサックデー
6/29 犠牲祭 ◎
7/29 ムッハラム ◎
8/15 独立記念日
9/7 クリシュナ祭
9/28 モハメッド降誕祭◎
10/2 ガンジー誕生日
10/24 デサラ祭
11/12 ディワリ
11/27 ナーナク誕生日
12/25 クリスマス
は年によって異なる。
◎はイスラム暦のため変更の可能性有

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