【JTB海外駐在員コラム】韓国編

外の独自のパートナーシップの構築により日本企業のグローバルビジネスをJTBグループがお手伝いするラピタより、
海外に駐在するJTBの社員による現地の最新情報をご提供いたします。

今回は、韓国からのコラムをお届けします。

안녕하세요～!!アンニョンハセヨ！

韓国と聞いて、一番最初に思い浮かぶことは何でしょうか？
韓国料理、K-POP、マスクパック等々・・・色々あるかと思いますが、今回はマスクパックに代表される韓国人の美意識についてお伝えいたします。

【美容大国、韓国】

皆さんも韓国に旅行に来られたら必ずお土産にパックを買っていくという方も多いかと思います。

韓国には膨大な数のコスメショップがあります。駅ナカやオフィスビルの中にもあり、同じブランドのお店が1つの通りに何店舗もあるということが珍しくありません。ソウル最大の繁華街である明洞などのショップでは、店員さんが韓国語・日本語・中国語を使い分けて競うように接客をしています。

韓国が美容大国と言われる所以の一つとして、まず韓国の人々に強く根付いている美意識の高さが挙げられます。韓国では、自分を良く見せるための努力を怠らず、お金をかけてケアをしようという美意識が高く、そのため美容関連の商品が多く、新商品が出るサイクルも早いと言われています。

近頃は「1日1パック」という、1日1回パックを使うことで顔を保湿し、綺麗な肌を目指そうという習慣がブームとなっています。

また、韓国の代表的なサウナと言われる汗蒸幕やチムジルバン、よもぎ蒸しやアカスリといった韓国独自の伝統的なエステやスパが多く存在し、外国人観光客からも人気を博しています。こういったサウナは女性だけでなく男性も利用しており、休日の過ごし方の一つでもあります。

食事でも美容ケアを行うことができるとも言われています。香辛料を多く含んだ韓国料理は、強い発汗作用があるので、体内の老廃物を排出することができ、身体の内側から綺麗にすることができます。

辛い物が苦手な方は、韓方を使った薬膳料理や伝統茶などでケアができます。

【メディカルツーリズム】

韓国のメディカルツーリズムは、韓国政府が2009年から推進している国家戦略の一つです。日本でもメディカルツーリズムは注目されていますが、韓国の方が一足早く、海外から多くの患者さんが医療目的で韓国を訪れています。

有名な病院では、日本語が話せる先生がいたり日本語の通訳の方がいるので、言語の問題無く施術が受けられるようです。

実際に、観光客の方々がどのような治療を受けているかと言うと・・・内容は多岐にわたりますが、美容整形を初め、美容皮膚科、美容歯科、肥満治療、レーシック、韓方の治療が多いそうです。

メディカルツーリズム推進事業の一環として、ソウルの江南エリアにオープンした「江南メディカルツアーセンター」は、Tourist Information Centerの1階にあり、最先端の機器を導入した新感覚の体験型の観光案内センターとして注目されています。

このメディカルツアーセンターには、日本語・英語・中国語・ロシア語が話せるスタッフが常駐しており、自分の治療目的を相談すれば、その人に合った医療機関を紹介してくれます。

また、無料で肌質や身体検査をしてくれるコーナーもあり（無料の割に、とても詳細な結果が出てきます！）、治療の目的は無くても気軽に訪問して楽しめる施設となっています。

皆さんも是非、美容大国・韓国で美活体験してみてはいかがでしょうか？

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