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【タイ】 東レと三井製糖、バガス活用の合弁設立へ

東レと三井製糖は5日、タイで合弁会社を設立すると発表した。製糖工場で発生するバガス(サトウキビの搾りかす)を原料として活用し、セルロース糖を生産する。


合弁会社の「セルロシック・バイオマス・テクノロジー」を今月中にバンコク都内で設立する。資本金は6億8,000万バーツ。東レグループが67%、三井製糖が33%を出資する。


東北部ウドンタニ県に試験的な工場を設置し、化学品の原料となるセルロース糖を主に生産する。三井製糖グループの工場で発生するバガスを使い、1日当たりのバガス処理量は15トン、セルロース糖の生産量は4.2トンとする。


新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業として実施する。生産技術を実証し、日本の技術輸出やバガスの有効活用、省エネ化につなげるのが委託事業の目的。


東レの水処理分離膜技術により、高品質なセルロース糖を低コストで生産する。従来の蒸発・濃縮による製法に比べ、50%以上の省エネも実現できる見込み。

(日刊タイビジネス)
提供:アジアインフォネット

 


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