【JTB海外駐在員コラム】中国(北京)編
国内外の独自のパートナーシップの構築により日本企業のグローバルビジネスをJTBグループがお手伝いするラピタより、海外に駐在するJTBの社員による現地の最新情報をご提供いたします。
今回は、中国(北京)からのコラムをお届けします。
大家好!中国・北京から、ビジネスマン・旅行者が気になる点に焦点を当て、最新の現地情報をお伝えいたします。
【大気汚染問題】
マスコミの情報により、北京の大気汚染に関して興味を持たれている方も多いと思います。結論から言えば年々改善されています。みなさんの中では連日PM2.5の影響により薄曇りの日々が続いていると思われがちですが、そのような日は長くても4日間程度でそれ以上続く日はありません。
他の日はスカイブルー(私は北京ブルーと言っております)の日もあり、大変過ごしやすいです。ただし、大気汚染が深刻な日は確かに強烈です。マスクは必須であり、社内やレストランは空気清浄機がフル稼働しております。平均して1ヶ月のうち10日間位、大気汚染が厳しいと言ってもよいかと思います。一方、万里の長城などのように北京市郊外にある観光地は北京市内が大気汚染にさらされている日でも比較的北京ブルーですので安心してお越しください。
【反日感情】
世論調査でも日中両国民の相互に対するイメージはあまり良くないのは事実です。では、日常生活においてはどうでしょうか?答えは全く心配はいりません。地下鉄車内にて日本語で会話していたり、携帯画面が日本語表記であろうと、日本人ということで何か被害をこうむる経験は一切ありません。
確かに、テレビでは旧日本軍を悪役に仕立て、最終的には成敗されるような番組はたくさん放映されていますが、人々は飽きてしまっているようです。(また、やってる!と言う感覚で見ているそうです)←中国人談。
逆に中国の人々はどんな人に対してもとても親切な国民であり、お年寄りと子供に対しては特に顕著です。もちろん日本人に対しても好意的に接してもらえます。たまに舌打ちされることもありますが・・(笑)中国は舌打ち文化です!
また、日本語を一番勉強している国は実は中国です。人口が多いので割合的には当然かもしれませんが、同じ漢字文化の国同士、仲良くしていくのは当然であり、必然であると思います。
以上、駐在員の目線で現地情報をご紹介させていただきました。
2017年は日中国交45周年の記念すべき年になります。これを機会にぜひ中国へお越しください。
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