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【フィリピン】<フィリピン、日本からの留学先第6位に>米、豪、英など英語母国語圏5カ国に続く

 留学事業の健全な発展と国内の留学啓蒙を目的として、留学事業者等65社以上で構成される一般社団法人海外留学協議会(JAOSは、独立行政法人日本学生支援機構が2016年1月に「JAOS」会員である留学事業者36社を対象に行った「留学事業者36社による日本人留学状況調査」に関して、調査協力を行った。


 その結果、2014年度においては、文部科学省が発表した「日本人の海外留学者数」(2016年3月)の統計数値である5万5,350人とはほぼ重複しない、6万4,988人の日本人が留学していることが判明した。従来の文部科学省による統計は、海外の高等教育機関で学ぶ日本人留学生数のみ反映しており、最も人数が多い語学留学などの数字は含まれていなかった。そのため、より正確に日本人海外留学生数把握することを目的として調査したものである。主な調査結果は以下のとおり


 <サマリー1:「第6の語学留学先としてフィリピンが急上昇」>
 アメリカ・オーストラリア・カナダ・イギリス・ニュージーランドの上位5か国で全留学者数の80%を占めるが、フィリピンへの留学が5位のニュージーランドに追随し、日本人留学者の第6の留学先に。中国と台湾は少ない。


 <サマリー2:「語学留学以外では中学・高校留学が2割」>
 語学留学(3か月未満)が全体の半分以上を占める。次いで中学・高校留学は全体の約2割となり、その他(ボランティア・インターンシップ・語学なしワーキングホリデー)は14%程度であった。


 <サマリー3:「根強い英語圏への留学」>
 語学留学はほとんどの国で留学生の大半を占めており、特にフィリピンやフィジーでは95%以上が語学留学となっている。一方、フランス、シンガポール、台湾では語学留学の割合が少ない。中学/高校留学は、留学生数上位5か国の英語圏に集中している。また、大学/大学院留学は、上位5か国に加えて中国・韓国等も加わる。


 なお、一般社団法人海外留学協議会(JAOS)とは1991年に留学事業の発展と国内の留学啓蒙のために組織された機関。現在、留学サービス事業者を中心に65以上の団体が加盟、パートナー会員として、オーストラリア大使館マーケティング事務所、ブリティッシュ・カウンシルなど公的機関も会員になっている。2014年度にはJJAOS会員留学事業者から約6万5千人の日本人が留学している(16年11月21日の一般社団法人海外留学協議会ニュースリリースより)。



提供:WCLソリューションズ・フィリピン

 

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