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【フィリピン】<富士フイルム、ミャンマーでの販売体制を強化>

 富士フイルムは、成長が期待されるミャンマーでの販売体制を強化するため、イメージング製品、メディカル製品およびグラフィック製品の輸入卸販売を行う新会社「フジフイルム ミャンマー インベストメント」を設立した。今後、ティラワ経済特別区に物流倉庫、顧客向けに当社製品のデモンストレーション等を行うサービストレーニングセンターを併設する新会社を建設し、2017年春に営業を開始する予定である。

 東南アジアでインドネシアに次ぐ国土面積と、約5千万人の人口を有するミャンマーは、2012年以降実質経済成長率7%を超える成長を続けており、本年3月の新政権発足を機に、更なる外国投資やインフラ整備により経済成長の加速が見込まれている。

 富士フイルムはミャンマーにおいて、1970年代に写真フイルム・印画紙等のイメージング製品を中心にビジネスを開始した。2013年12月には「フジフイルム ミャンマー」を設立、現地代理店を通じ、現地市場ニーズの把握や販路の拡大を図ることで、イメージング製品に加え、メディカル製品、グラフィック製品の販売強化を行ってきた。

 今回、ミャンマー政府が進める外資規制緩和政策に沿って、ティラワ経済特別区に富士フイルム製品の輸入卸販売を行う新会社を設立した。新会社は、当社製品を輸入・販売し、これまで以上に現地に密着したマーケティング活動を行う。また、物流倉庫を新たに建設することで、タイムリーかつ効率的な製品デリバリーを実現する。さらに、顧客向けに写真プリント受付機、ミニラボ、医療用デジタルX線画像診断装置、ワイドフォーマットインクジェットプリンター等当社製品のデモンストレーションやトレーニングを実施するサービストレーニングセンターを設立し、顧客サポートの更なる充実を図る。これらの取り組みにより、販売体制を強化し、ミャンマーにおけるビジネス拡大を加速させる。

 富士フイルムは、目覚ましい経済発展が続くASEAN地域において、フィリピン、シンガポール、タイ、マレーシア、ベトナム、インドネシア、ミャンマーの7カ国の現地法人により、多様化する市場ニーズに即応したソリューションの提供を推進し、ビジネスを拡大させるとともに、各国における産業・文化の発展に貢献していく方針である(16年10月24日の富士フイルム株式会社ニュースリリースより))。


提供:WCLソリューションズ・フィリピン

 

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