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【マレーシア】外食のアンティアンズ、ハラル認証のため商品名変更

【クアラルンプール】 米系プレッツェルチェーン大手のアンティ・アンズは、ハラル(イスラムの要件を満たした)食品の認証を申請したが、「プレッツェルドッグ」という商品名が望ましくないとの理由で認証を得られなかった。


ハラル担当のファーハトゥル・カミラー氏によると、別の商品名を複数、マレーシアイスラム開発局(Jakim)に提案したが、「プレッツェルソーセージ」とするよう要請があったという。アンティ・アンズはマレーシアで45店を展開している。


Jakimはハラル認証指針で、望ましくない言葉として「ハム、バクテー、ベーコン、ビール、ラム、ホットドッグ、チャーシュー」をリストアップしており、ファストフードチェーンのA&Wも2年前、認証申請に際しホットドッグの「コニードッグ」をチキンコニー、ビーフコニーに、ルートビールをRBに変更している。


マレーシア消費者協会(FOMCA)も、イスラム教徒を困惑させるとして、「ドッグ」や「ビール」という言葉はレストランや商品名としてはふさわしくないとの見解を示した。


ソーシャルメディアでは、Jakim批判が巻き起こった。


(ザ・サン、ザ・スター、10月19日、フリー・マレーシア・トゥデー、チャンネル・ニュースアジア、10月18日)

提供:アジアインフォネット

 

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