【マレーシア】養鶏のレイホン、生産量増強に投資へ
【クアラルンプール】 養鶏のレイホンは、来年3月末までに4,300万リンギを投じ増産すると発表した。
月間のブロイラー生産能力を200万羽、1日の鶏卵生産能力を300万個に増やす。現在の生産能力はブロイラーが月間100万羽、鶏卵が1日に180万個となっている。
投資額のうち、2,300万リンギを鶏卵の生産、1,400万リンギをブロイラー事業、残りは別の事業に割り当てる。
一方でレイホンと日本ハムの合弁会社、NHフーズ・マレーシアは今年11月に製品を発表する予定だ。鶏肉を原料とする冷凍食品5種類で、「ニッポン・ニュートリ・プラス」ブランドで販売する。
合弁会社は現在工場の建設先を探しており、セランゴール州タンジョン・カランにあるレイホンのプラント近くの土地を希望しているという。新プラントの月産能力は1,000トンで、2018年に稼働を開始する計画だ。
NHフーズ・マレーシアはマレーシア市場に注力し、将来的には日本やシンガポール、中東、欧州連合(EU)市場向けへのハラル(イスラムの戒律に則った)食品の輸出も予定している。
(ザ・スター、ザ・サン、9月29日、ベルナマ通信、9月28日)
提供:アジアインフォネット
ここで紹介できなかったマレーシア経済情報は、 マレーシアBIZナビ にてご確認いただけます。
その他の経済情報はこちらからご覧いただけます。