【マレーシア】ブラジルの食品BRF、マレーシアにハラルハブを設立へ
【クアラルンプール】 ブラジルの食品会社BRFはマレーシアにおいてハラル(イスラムの戒律に則った)産業ハブを設立する計画だ。初期投資額は1,600万米ドル(6,600万リンギ)。BRFは19日、ハラル産業開発公社(HDC)との間でハラルに関するベストプラクティスの共有に関し覚書を締結した。
ハラルハブの他、域内市場向けの輸出基盤も作る。BRFはマレーシアを、ハラル食品製造及び流通の世界的な拠点とすることを目指している。
BRFはマレーシアにおけるハラル加工食品の年間生産能力を現在の1万トンから、向こう3年で1万8,000トンとする。アジアや中東のハラル市場向けの商品提供を狙っている。
マレーシアはイスラム教徒の人口が多く、ハラルに関する専門知識やガバナンスは世界水準であることからハラル事業の拠点に選んだ。
BRFはマレーシアのハラル食品メーカー、PPBの子会社。FFMファーザー・プロセッシングの株式70%を買収すると発表している。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、9月20日)
提供:アジアインフォネット
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