【マレーシア】世界銀行、マレーシアの経済成長は良好
【クアラルンプール】 世界銀行は6日、ビジネス機会に関するワークショップにおいてマレーシア経済の成長パターンは世界的な平均と比べて良好と表明。今後も域内経済が軟化することが予測される中マレーシア経済は成長が見込まれるとの考えを示した。
マレーシア政府が経済成長を刺激するための政策を積極的に導入していることが成長につながっており、厳しい世界経済の状況にも適応できているという。国内需要が成長をけん引しており、輸出の減速や在庫縮小にも対応できている。
今年第1四半期の国内総生産(GDP)成長率は4.2%、第2四半期4%となった。今年上期の成長率は4.1%だった。2015年第2四半期は4.9%だった。
ワークショップは世界銀行と首相府の業績管理導入局(PEMANDU)、マレーシア対外貿易開発公社(MATRADE)が共同で開催、民間企業が世界銀行の協力を得て発展途上国における開発プロジェクトへの資金を調達する方法やサポート体制などに関し情報共有が行われた。世界銀行は域内の投資プロジェクトへの資金調達のサポートなどを行っている。
(ザ・サン、ニュー・ストレーツ・タイムズ、9月7日)
提供:アジアインフォネット
ここで紹介できなかったマレーシア経済情報は、 マレーシアBIZナビ にてご確認いただけます。
その他の経済情報はこちらからご覧いただけます。