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【マレーシア】外国人の新規雇用凍結、レストランが閉店や営業短縮

【クアラルンプール】 外国人労働者の新規雇用が凍結されたことで飲食店に影響が出ており、営業を停止したレストランや24時間営業を取りやめたレストランも出ている。レストラン経営者らからは事業への打撃を懸念する声が出ている。


マレーシア・ムスリム・レストラン経営者協会(Presma)は、インド系イスラム教徒が経営する「ママック」レストランは24時間営業しているが外国人労働者の新規雇用が凍結されたことで、多くのレストランが厳しい状況に立たされており、200店舗以上が営業を停止しており、24時間の営業を取りやめたレストランもあると明らかにした。「ママック」レストランはマレーシアの文化であるとし、政府もレストランが閉鎖された場合は年間80億リンギの税収を失うことになりかねないとの懸念を示した。Presmaには3,500業者が加盟している。


またマレーシア・インド人レストラン経営者協会(Prima)によると、150軒のインド料理レストランが営業を停止した。国内経済に連鎖反応が起きる可能性もあるとの懸念が広がっている。


2月に政府が外国人労働者の新規雇用を凍結すると発表して以来、外国人労働者の不足問題が深刻化している。今後も外国人労働者の新規雇用が凍結された場合、多くのレストランが閉鎖に追い込まれる恐れがあるという。
(ザ・スター、8月30日)


提供:アジアインフォネット


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