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【マレーシア】日本企業の対マ投資意欲が旺盛=ジェトロ報告

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 日本貿易振興機構(ジェトロ)は16日、2016年版「世界貿易投資報告」を発表。マレーシアへの外国直接投資(FDI)が減速傾向にある中、日本企業のマレーシアへの投資意欲が旺盛だと分析した。

同リポートによると、2015年の世界の貿易額は前年比12.7%減の16兆4,467億米ドル(ジェトロ推計)となり、6年ぶりに減少に転じた。マレーシアも輸出は前年比で14.6%、輸入は同15.8%それぞれ減少。対日貿易は1,274億リンギとなり、中国、シンガポール、米国に次いで4番目の貿易相手国となっている。

一方、マレーシアへの投資に関しては、2015年の対マレーシアFDIは2.2%増にとどまったものの、日本からの投資は120.1%増の28億3,900万ドルと大きく増加した(国連貿易開発会議=UNCTADの資料)。

日本企業の中国から東南アジア諸国連合(ASEAN)への投資シフトが続く中、マレーシアが投資先として人気を集めた。ASEANの中ではマレーシアとフィリピンだけが前年比で増加となった。ただ今年1--5月の対マレーシア投資額は4億5,400万リンギにとどまっている。

マレーシアはASEANのほか、日本や豪州、インド、中国、韓国などと自由貿易協定(FTA)を締結しており、カバー率は63.3%に上っている。相手国・地域別ではASEANが27.4%、中国が15.7%、日本が8.7%となっている。

提供:アジアインフォネット

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