ベネズエラの危機深刻化=コロンビア国境一時開放=物資を買い求める国民殺到
ベネズエラとコロンビア国境の徒歩での往来が10日、半年振りに12時間の期限付きで開放され、物資の不足で困窮する多数のベネズエラ国民がコロンビア国境の街、ククタで食料品や医薬品を購入するために国境を渡ったと11日付伯字各紙が報じた。
「スーパーで買い物できるだけで幸せよ。ベネズエラには何もない。子供に与える薬さえないから、なす術もなく死んでいく。食べ物があるのは政府高官だけ。マドゥーロ大統領は『食べ物はある』と言っているけど、それは嘘。服を洗う石鹸すらないのよ」とトゥリア・ソモーサさんがフランスメディアに語ると、スーパーを埋め尽くしたベネズエラ人は賞賛の拍手を送った。
マドゥーロ大統領は、10日の午前6時から午後6時までの間、・・・
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