【マレーシア】マレーシア人訪日者数、上半期は37%の大幅増加
【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 日本政府観光局(JNTO)が発表した訪日者数統計によると、 上半期のマレーシアからの訪日者数は、前年同期比37.3% の18万3,500人となった。
6月単月では、前年同月比12.8% プラスの2万900人となった。6月として過去最高を記録した。
JNTOによると、円高継続の他、ハリラヤプアサ( 断食明け大祭)の休暇が昨年に比べ前倒しとなり、 6月中の訪日が控えられたため7月に訪日需要がシフトしたこと、 韓国でのMERS感染拡大による訪日への振替需要増加の反動があ ったことなどにより、やや緩やかな伸びとなった。 また現地旅行会社や航空会社が学校休暇後の閑散期を狙って実施し たセールが需要の押し上げに貢献し、2桁の伸びを維持した。
世界全体の上半期の訪日者数は前年同期比28.2%増の1, 171万3,800人となった。6月単月では、前年同月比23. 9%プラスの198万5,700人となり、 6月として過去最高となった。