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【フィリピン】<日本ビザ発給、フィリピン人22万6千件で国籍別2位に>前年比38%増加、ビザ緩和、円安、航空増便等背景

 日本外務省は6月6日、2015年の全在外公館のビザ発給件数が前年比66%増の476万8,286件で、過去最高となったと発表した。

 ビザ発給要件緩和、継続的な訪日プロモーション、消費税免税制度や格安航空会社(LCC)就航の拡充等官民挙げての観光立国推進の努力や円安の進行等もあり、訪日外客数が1,974万人を超え過去最高(JNTO統計値)となり、併せてビザ発給数も過去最高を記録しました。

 国籍・地域別発給数の上位3か国は中国・フィリピン・インドネシアとなり、同3カ国国籍者に対する発給数が全体の約9割を占めた。在外公館別発給数の上位3位は在上海総領事館、在中国大使館、在広州総領事館となり、上位10公館のうち7公館が在中国公館となった。

 中国国籍者に対するビザ発給数は全体の約8割を占める約378万件となり、前年の全国籍者に対する総発給数(約287万件)を上回った。そのうち,中国人観光客については、団体観光、個人観光、沖縄数次及び東北三県数次ビザ発給数の合計が315万412件で過去最高となり、総発給数の約51.4%を占めた。

 フィリピン国籍者に対するビザ発給数は前年比38%増の22万5,676件で、全体の5.7%を占め、前年と同様、中国に次いで第2位となった。また、在フィリピン日本国大使館の発給件数は同38.5%増の20万8,506件、前年と同様、在外公館別で第4位(3位までは在中国公館)となった。

(参考1)日本は,67の国と地域の人々に対して短期滞在ビザを免除。
(参考2)ビザ発給数は、数次ビザやビザ免除等もあり、法務省入国管理局から発表される外国人入国者数とは異なる(16年6月6日の日本外務省発表より)。

提供:WCLソリューションズ・フィリピン

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