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【マレーシア】マレーシア人の節約意識、世界でトップレベル

【クアラルンプール】市場調査会社ニールセンが実施した調査で、マレーシアの消費者の節約志向は世界でもトップレベルであることが明らかになった。
ニールセンが今年第1四半期に63カ国の3万人を対象に、オンライン上で実施した消費者心理及び消費意欲に関する調査によると、マレーシアや東南アジア諸国の消費者は、節約を最優先に意識していることが分かった。
マレーシア人消費者の67%は買い物の際の最優先事項に節約を選んだ。また、マレーシア人回答者の32%は株式や投資信託への投資、また27%は年金ファンドへの積立を通じて手持ち預金を増やそうとしているという。また、回答者の41%がクレジットカード負債や借金の返済に余剰資金を割り当てると回答した。
マレーシア人の40%は休暇など多額の消費をする準備ができていると回答、また19%は電化製品などの新製品、18%は自宅以外の場所での娯楽にお金を費やすと回答。また18%は自宅のインテリアや改装にお金を使うと答えた。
マレーシア人回答者の88%は、預金残高を増やすため過去1年間で消費傾向の見直しを行ったと回答。今後経済状況が改善したとしても、被服費を削減する(65%)、自宅外での娯楽を控える(56%)、より安価な日用品ブランドに切り替える(51%)などの節約行動をとると答えた。
節約志向が域内で最も高いのはベトナムの消費者(78%)で、次いでインドネシア(75%)、フィリピン(69%)、シンガポール(67%)、マレーシア(67%)、タイ(66%)が続いた。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、5月18日、ベルナマ通信、5月17日)

提供:アジアインフォネット

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