【フィリピン】＜15年GDP成長率、5.9%へ改訂（速報値5.8%）＞第4四半期は6.3%から6.5%へと改定

　フィリピン統計庁（PSA）は、2016年第1四半期（1月～3月）の経済成長実績（GDPなど）の発表に先立ち、5月18日、2015年第4四半期及び15年年間のGDP（国内総生産）実質成長率などの改訂値を発表した。

　それによると、2015年第4四半期のGDP実質成長率は速報値の6.3%から6.5%へと上方改訂された。これにより、2015年年間のGDP実質成長率は同じく5.8%から5.9%へと上方改訂された。ちなみに、2014年の実質成長率は6.1%であった。

　また、2015年第4四半期のNPI（OFW送金等海外からの純所得）増加率が速報値の5.4%から11.5%へと大幅上方改訂された。その結果、2015年第4四半期のGNI（国民総所得）実質成長率は同じく6.2%から7.3%に上方改訂された。また、2015年年間GNI実質成長率は同じく5.4%から5.8%へと上方改定された。なお、2014年のGNI実質成長率は5.8%であった。

提供：WCLソリューションズ・フィリピン

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