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【タイ】第1四半期のGDP3.2%増、伸び率上昇

国家経済社会開発委員会(NESDB)の16日発表によると、第1四半期の国内総生産(GDP)伸び率は前年同期比3.2%だった。観光業の好調や輸出の落ち込み縮小などで前期より0.4ポイント上昇した。
 
GDP伸び率の上昇は2期ぶり。1年ぶりに3%台に回復し、低水準ながら過去3年で最高の伸び率だった。前期比の伸び率は0.9%となり、前期より0.1ポイント上昇した。NESDBは今年のGDP伸び率の予測を2.8~3.8%から3.0~3.5%に修正した。
 
第1四半期の業種別の伸び率は、「農業」が前年同期比マイナス1.5%。6期連続のマイナスだったが、エビの生産回復などで前期より下落幅が0.6ポイント縮小した。
 
一方、「非農業」は3.7%となり、8期連続のプラスだったが、前期より0.3ポイント低下した。このうち、「製造」はマイナス0.3%で3期ぶりのマイナス。「ホテル・外食」(15.8%)など観光関連は好調だった。
 
内需は公共部門が支え、政府支出の伸び率は8.0%に上昇、公共投資の伸び率は12.4%と高水準を維持した。
一方、民間消費の伸び率は2.3%、民間投資の伸び率は2.1%と引き続き低水準だった。
 
輸出額伸び率は1.4%のマイナス。主要輸出先の需要低迷などで5期連続のマイナスだったが、下落幅は6.5ポイント縮小した。輸入額伸び率はマイナス14.4%となり、下落幅が1.2ポイント拡大した。
(日刊タイビジネス)

提供:アジアインフォネット

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