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【マレーシア】JRが新幹線システム展示会開始、高速鉄道売り込みで

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】クアラルンプール(KL)-シンガポール間を結ぶ高速輸送システム(HSR)への売り込みで、日本政府とJR東日本は5日、クアラルンプールのショッピングモール「パビリオンKL」において、新幹線システムを宣伝する展示会を始めた。

展示会ではE5系のシミュレーターを体験できる。パネルや映像を使い、高い安全性など、新幹線の特徴を紹介している。

E5系の最高速度は時速350キロで、2011年の運用開始以来、事故ゼロの運行を達成している。

宮川眞喜雄 大使は「無理な売り込みはしない。最高で最も安全な高速鉄道システムを両国が選択することを希望している」と述べた。

一方で中国からは中国中鉄工事(CREC)も受注を目指している。既にイスカンダル・ウオーター・ホールディングスとの合弁を通じ、高速鉄道発着駅の所在地となるバンダル・マレーシアを買収しており、20億米ドルを投じ商業ビルを建設する計画も発表。受注競争をリードしている。

マレーシアとシンガポールは、9月に覚書を交わし、来年初頭に事業実施の協定を交わす予定だ。

提供:アジアインフォネット

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