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【マレーシア】半島各地のダムで貯水量が減少、水不足への懸念広がる

【クアラルンプール】 マレーシア半島にある7カ所のダムの水量が減少し危機的な状況になっている。

ワン・ジュナイディ天然資源環境相によると、各地のダムの貯水率は▽クランタン州ブキ・クウォンダム(6.9%)▽ジョホール州ラボンダム(12.4%)▽ペラ州ブキ・メラダム(20.2%)▽ケダ州ブリスダム(25.9%)▽ぺルリス州ティマ・タソダム(27.6%)▽ケダ州ムダダム(30.4%)▽ケダ州パダン・サガダム(33.9%)ーー。ペラ州のブキ・メラダムやぺルリス州のティマ・タソダム、ケダ州のパダン・サガダムの貯水量は今後降雨がない場合は、あと1カ月分で供給がストップしてしまう可能性がある。

天然資源環境省は、国民に対して乾季で渇水の恐れがあることから節水を呼び掛けている。一般世帯だけではなく産業向け、農業向けの水供給にも影響がでることから節水が必要だという。

今後数日間の天候については、マレーシア半島やサラワク州の地域では多少の降雨が予想されているものの、水不足は今後も続く可能性があるという。

コタバルでは地元企業が30万リンギを投じて人工降雨を行うと表明している。

(ザ・サン、ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ、5月5日)

提供:アジアインフォネット

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