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【フィリピン】<4月の新車販売絶好調、30%増の2万7,697台(工業会)> 4カ月間で24%増の10.4万台、5年連続の年間最高記録へ 首位トヨタのシェア41.5%、2位三菱18.6%、3位フォード10.6%

 フィリピン自動車工業会(CAMPI)が、2016年4月及び4カ月間(1月~4月)の新車販売動向を発表した。

 それによると、2015年4月のフィリピン国内四輪車新車販売台数 (CAMPIとトラック工業会加盟企業分のみ:以下工業会加盟企業分と記す)は、前年同月比30.3%増の2万7,697台に達した。堅調なフィリピン景気、 各社の販促強化の奏功などにより二桁増加ペースを続けた。車種別では、乗用車が同19.1%増の9,920台、商用車が同37.5%増の1万7,777台 であった。

 この結果2016年4カ月間 (1月~4月)の新車総販売台数(工業会加盟企業分)は、前年同期比23.8%増の10万4,176台に達した。
 
 4カ月間のメーカー別販売台数シェア(工業会加盟企業ベース)首位は、トヨタモーター・フィリピン(TMPC)の41.5%(4万3,249台)であった。第2位は三菱 モータース・フィリピンの18.6%(1万9,413台)、第3位はフォード・モーター・フィリピンの10.6%(1万1,028台)、第4位はいすゞ・フィリピンの8.5%(8,798台)、第5位はホンダカーズ・フィリピンの7.2%(7,541)台であった。

 上記の販売台数、前年同期比、シェアなどは、自動車工業会加盟企業ベースの数値であり、CAMPIを脱退している韓国系の現代アジア・リソース(HARI)分などを含まないベースである。 

 先頃CAMPIによって発表された2015年のフィリピン国内四輪車新車販売台数(工業会加盟企業分)は、前年比22.9%増の28万8,609台に達 し、4年連続での史上最高記録更新となった。車種別では、乗用車が同28.9%増の11万6,381台、商用車が同19.2%増の17万2,228台であった。

 2016年4カ月間では、好調であった2015年をさらに上回る伸び率となっている。5年連続の最高記録更新が期待できる状況である。

提供:WCLソリューションズ・フィリピン

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