【フィリピン】<セブ・マクタン島第3橋梁、2020年完工予定>
香港ファースト・パシフィックの現地法人であり、PLDTの姉妹会社でもあるメトロ・パシフィック・インベストメントの子会社であるメトロ・パシフィック・トールウェイズがフィリピンのセブ・マクタン第3橋梁プロジェクトを正式受注した。
このプロジェクトはセブ島とマクタン島コルドバ町を結ぶ8.25キロメートルの橋梁建設であり、セブ島とマクタン島を結ぶ3番目の橋梁で、マンダウエ橋梁の7.5キロメートル南に建設される予定。総工費上限は279億ペソ、2017年着工、2020年完工と予定されている。1日当たり4万台以上の車両の通行が見込まれている。
このプロジェクトはメトロ・パシフィック・・トールウェイズによって提案されたものであるが、競合提案が提出期限である2015年12月7日までに全く行われなかったため、セブ市やコルドバ町がメトロ・パシフィック・・トールウェイズへの発注を決定したという経緯がある(18年4月18日のフィリピン証券取引所回覧02032-2016号より)。
セブ・マクタン島第1橋梁が老朽化、改修工事が開始されつつある。当初は、時間を区切っての改修工事となるが、第3橋梁が完工するまで、セブ⇔マクタン間の更なる交通渋滞悪化が懸念される。
提供:WCLソリューションズ・フィリピン
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