【マレーシア】外国直接投資先、マレーシアがトップ10入り=米IHS
【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 米IHSが実施した調査で、マレーシアはアジア太平洋地域の外国直接投資(FDI)先として上位10位以内に入った。他には中国とインドネシア、ベトナム、フィリピン、ミャンマー、タイ、インド、スリランカ、バングラデシュがランクインした。
IHSはマレーシアでは2025年までに国民1人当たりの国内総生産(GDP)が2万米ドル、2030年には合計のGDPが1兆リンギを超えると見込まれていると指摘。経済の構造は付加価値のある製造業やサービス業を中心としたものにシフトするとの予想を示した。また、金融サービスや医療、教育、商業航空、観光、IT-BPO(情報技術・ビジネス・プロセス・アウトソーシング)産業が今後成長するセクターとなるとした。
アジア太平洋地域の経済成長率は年4.5%で、中国やインド、東南アジアの成長にけん引されるという。FDIも増えると見込まれている。IHSはマレーシアの他にもインドネシアやフィリピン、タイで2030年までにGDPが1兆米ドルを超えるとの予想を示した。
提供:アジアインフォネット
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