日本企業グローバルビジネスサポートLAPITA(JTB)

  1. TOP
  2. サポート事例
  3. ASEAN
  4. 【フィリピン】<タクシー料金値下げ公式発表、初乗り30ペソ> 現行の臨時値下げ措置が正式値下げに

【フィリピン】<タクシー料金値下げ公式発表、初乗り30ペソ> 現行の臨時値下げ措置が正式値下げに

 一昨年来の原油価格低下を受けて、フィリピン陸上交通事業許認可規制委員会(LTFRB)は、3月19日からタクシー料金を値下げすると公式に発表した。

 これにより、全国(コルデェリア行政地域を除く)普通タクシーの通常初乗り料金は40ペソから30ペソへと25%値下げされる。初乗り後の距離加算料金は500メートル当たり3.50ペソ(これまでは300メートル当たり3.50ペソ)、時間加算料金は90秒当たり3.50ペソ(これまでは120秒当たり3.50ペソ)となる。

 コルデェリア行政地域(アブラ州、ベンゲット州、イフガオ州、カリンガ州、アバヤオ州など)の初乗り料金は30ペソ、初乗り後の距離加算料金は400メートル当たり2.00ペソ、時間加算料金は60秒当たり2.00ペソとなる。
 
 一方、空港のイエロータクシーに関しては初乗り料金が70ペソから60ペソへと14%値下げされる。初乗り後の距離加算料金は500メートル当たり4.00ペソ(これまでは300メートル当たり4.00ペソ)、時間加算料金は90秒当たり4.00ペソ(これまでは120秒当たり4.00ペソ)となる。。

 なお、タクシー初乗り料金は、実質的には2015年3月9日から上記のような値下げが行われている。この日から現在までの初乗り料金値下げは臨時的措置であり、タクシーメーターは変更されず、初乗り料金は値下げ前の(レギュラー40ペソ、イエロー70ペソ)のまま表示される。したがって、料金精算の際にメーター表示金額から10ペソが差し引かれるという方法がとられてきた。

 今回、この初乗り料金値下げが臨時的措置から正式値下げとなり、メーターも変更されることになる(16年3月8日のフィリピン陸上交通事業許認可規制委員会発表などより)。

提供:WCLソリューションズ・フィリピン

ここで紹介できなかったフィリピン経済情報は、 フィリピン経済・金融・投資情報 にてご確認いただけます。

PAGETOP