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【フィリピン】<中小銀行の営業停止・閉鎖続く、今年既に6行> フィリピンのペイオフ(預金保護)上限は50万ペソ

 中央銀行金融委員会は、3月10日の回覧020-2016年号において、西ビサヤ地方カピス州の地域銀行「ルーラル・バンク・オブ・パナイ」の営業を禁止、フィリピン預金保険公社(PDIC)管轄下に置くと発表した。

 さらに、同日の回覧021-2016年号において、ミンダナオ島南コタバト州の「コロナダル・ルーラル・バンク」の営業を禁止、フィリピン預金保険公社(PDIC)管轄下に置くと発表した。

 これらは今年5行目と6行目の閉鎖である。今年に入り、これまで、東ネグロス州の「ルーラル・バンク・オブ・バヤワン」、セブ州の「ラプラプ・ルーラルバンク」、アブラ州の「ルーラル・バンク・オブ・ビリャヴィシオサ」、東ネグロス州の「ルーラル・バンク・オブ・バサイ」が閉鎖されている。
 フィリピンには小規模なルーラルバンク(地域銀行)や貯蓄銀行が非常に多く乱立しておりその淘汰が進んでいる。ちなみに、フィリピンのペイオフ(預金保護)上限は50万ペソ(約125万円)である(15年3月11日のフィリピン中央銀行発表より)。

提供:WCLソリューションズ・フィリピン

ここで紹介できなかったフィリピン経済情報は、 フィリピン経済・金融・投資情報 にてご確認いただけます。

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