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【マレーシア】シャリア指数を発表、マレーシアは75.42%

【クアラルンプール】  マレーシア初のシャリア(イスラム法)指数において、マレーシアはシャリア準拠の割合が75.42%となり高い評価を得たことが明らかになった。ナジブ・ラザク首相が発表した。

2015年マレーシア・シャリア指数(ISM)レポートによると、マレーシアは各分野で以下のスコアを獲得した。
▽イスラム法:87.19%▽教育:82.5%▽政治:79.19%▽医療:73.92%▽社会:68.52%▽文化:66.47%▽経済:65.27%▽インフラ及び環境:62.31% 。シャリア指数は昨年2月に導入されたもので、イスラムの原理に基づいた国家運営がなされているかを図った指数。宗教と人生、精神、人種、不動産の保護が重視されておりマレーシア政府によるシャリア準拠のための努力を指数化することで評価するものだという。マレーシア・イスラム開発局(JAKIM)や国内の5大学の専門家130人による評価を基にスコアが付けられた。
連邦政府は指数の改善のため特別委員会を設立し、マレーシアにおけるシャリア準拠を進める方針だ。ナジブ首相は、マレーシアにはイスラム教徒と非イスラム教徒が共存しており、全ての国民の利益を考えることが重要だとコメント。憲法に違反することや非イスラム教徒の権利を剥奪しライフスタイルを変えるようなことを強要するべきではないとの考えを示した。
(ザ・サン、ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ、3月29日、マレーメイル・オンライン、ベルナマ通信、3月28日)


提供:アジアインフォネット

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