【マレーシア】不動産価格下落、6割が購入を検討=調査
【クアラルンプール】 不動産ポータルのプロパティ・グルが実施した調査によると、昨年下期に不動産価格が下落したことでバイヤーの不動産購買意欲が刺激され、向こう6カ月間で不動産を購入することを検討しているという回答が全体の60%となった。
不動産の購入を検討しているバイヤーのうち、36%が中古住宅ではなくデベロッパーから新築物件を購入することを好むと回答した。多くの不動産開発業者が新築物件を魅力的な条件で売りに出しておりバイヤーは、またとないチャンスとして購入に前向きになっていると考えられるという。
マレーシアでは高層住宅物件の数が多く供給過剰状態となっている。
調査に回答したマレーシア人消費者の28%は、昨年下期の国内の不動産市場の状況に満足とした一方で、多くが住宅価格の設定が高すぎることから入手困難であること、また住宅ローンの認可条件が厳しく資金を調達できないことを不満に思うと答えた。
(ベルナマ通信、3月21日)
提供:アジアインフォネット
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