【マレーシア】東邦ガスとペトロナス子会社、LNG契約締結

【クアラルンプール＝マレーシアBIZナビ】　東邦ガス（本社・愛知県）は18日、国営石油会社ペトロリアム・ナショナル（ペトロナス）子会社のペトロナスLNG社と液化天然ガス（LNG）購入に関する売買契約を締結した。

基本合意書は、売り主が保有する複数の供給源及び出荷基地から買い主にLNGを供給するポートフォリオ契約によるもので、契約期間は2017年4月から10年間。供給源は、ビントゥル基地及びペトロナスが手配するLNGソース。売買価格は原油価格及びヘンリーハブ価格（米国の天然ガスの指標価格）に連動して決定する。年間取引量は7-9隻を予定している。
東邦ガスは、数量の柔軟性、価格指標の多様化の観点から、本契約を新規ＬＮＧ調達先の有力な候補と位置付け、ＬＮＧ購入に関する交渉を進めてきた。昨年3月31日の基本合意書締結以降、契約内容の詳細について協議を進め、売買契約書締結に至った。
東邦ガスは、顧客への安定的かつ低廉な都市ガス供給に向けて、原料調達の多様化に引き続き取り組んでいく方針だ。

提供：アジアインフォネット

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