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【マレーシア】マレーシアの超富裕層の数、08年比で15%減

【クアラルンプール】 調査会社ナイト・フランクは消費に関する調査「ザ・ウェルス・リポート2016」を発表した。調査によるとマレーシアの超富裕層(UHNMWI)の数が世界的な金融危機が起きた2008年と比べて15%減少した。世界平均では3%の減少、シンガポールでは8%のマイナスとなっており、マレーシアで富裕層の減少が顕著になっている。ナイト・フランクが調査を実施した91カ国においてマレーシアにおけるUHNMWIの減少率が最も高いという。34カ国では逆にUHNMWIの数が増加している。UHNWIの定義は本宅以外の投資可能な保有資産額が3,000万米ドル以上の個人となっている。マレーシアのUHNWIの多くが、遺産相続や後継者問題について懸念していると回答、他にも世界経済や税金について懸念していると答えた。また、住宅不動産への投資を今後増やすという回答が多く、海外では豪州メルボルンやロンドン、シンガポールへの投資への人気が高い。他国のUHNWIと比べてマレーシアのUHNWIは海外移住に意欲的という結果も明らかになった。ビジネスや教育の機会が多いことが移住を希望する理由だという。(ザ・サン、ニュー・ストレーツ・タイムズ、3月16日)

提供:アジアインフォネット

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