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【マレーシア】昨年のGSTの税収、目標の270億リンギ超に

【クアラルンプール】関税局の物品・サービス税(GST)部門長、スブロマニアム・ソラシー氏は10日、GST実施状況に関する報告会見で、昨年12月末までの税収は政府目標である270億リンギを超えたと発表した。GSTの導入は4月1日。今年の税収目標は390億リンギで、達成を確信しているという。

GST納入のため関税局に登録している企業は40万6,000社。年商が50万リンギを超える事業者は登録しなければならないが、スブロマニアム氏によると、企業の側にまだ混乱があり、未登録の企業が数千社あるという。
マハティール元首相が野党と協調して行っている「市民宣言」運動では、GSTは企業を国外に追いやっていると批判しているが、スブロマニアム氏は「マレーシアのGSTは税率が6%で、ほかの国より低い。企業誘致に役立っている」と反論した。
国会審議で野党・民主行動党議員からGST税率改定の可能性を問われたのに対し、ジョハリ・アブドル副財務相は「税率は合理的であり、見直しの計画はない」と答弁した。
(ザ・サン、ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ、3月9日、ベルナマ通信、3月10日)

提供:アジアインフォネット

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