【マレーシア】ペナンの高速道&海底トンネル開発、6月にも着工

【クアラルンプール】　ペナン州で計画されている高速道路3本と、ペナン州とマレーシア半島部を結ぶ海底トンネルの建設プロジェクトは6月にも始動する。大型プロジェクトの規模は63億リンギで、6月にアイル・イタム・トゥン・ドクター・リム・チョンユー高速道路バイパスの建設着工が予定されている。環境影響評価の結果が政府により承認されるのを待っている段階だ。

同プロジェクトを受注したデベロッパー、コンソーシアム・ゼニス・BUCG（CZBCG）のザルル・アハマド会長によると、3本の高速道路の全長は合計21.2キロメートルで、建設コストは20億リンギを超える見込み。
海底トンネルの全長は7.2キロメートルで、2020年か2021年には建設が開始される見通しだ。中国系中国鉄路総公司（CRCC）との共同プロジェクトとなる。
ペナン州政府からCZBCGには、プロジェクト受注の対価としてタンジョン・ピナンの44.5ヘクタールの土地が与えられる。
この大型プロジェクトでは多くの雇用やビジネス機会の創出が期待されており建設関連産業にとっても好機と見込まれている。
（ニュー・ストレーツ・タイムズ、3月8日）

提供：アジアインフォネット

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