【マレーシア】加工食品の輸出、今年増加見込む＝MATRADE

【クアラルンプール】　マレーシア貿易開発公社（MATRADE）によると、今年は加工食品の輸出高が増加することが見込まれている。昨年、加工食品の輸出高は前年比8.8％増となる180億2,000万リンギだった。特にシリアル、小麦粉、ココア、ココア加工品などの輸出が貢献した。

MATRADEのズルキフリ・マハムード最高経営責任者（CEO）は、国内の中小企業（SME）に対して、東南アジア諸国連合（ASEAN）や環太平洋経済連携協定（TPP）加盟国など新たな市場でのプレゼンス強化を図るべきで、国際的な輸出基準に合わせた製品を輸出するために努力すべきと呼びかけた。
クアラルンプールにおいて7月27-29日の日程で、第17回マレーシア国際食品飲料貿易フェア2016（MIFB2016）が開催される。およそ45カ国から350以上の業者が出展する予定で、2万人の来場が見込まれている。バイヤー向けプログラムやビジネス・マッチングを通じて3億リンギの取引が行われると予想されている。
（ベルナマ通信、3月1日）

提供：アジアインフォネット

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