【マレーシア】日本の化粧品業界、ハラル参入を検討
【クアラルンプール】日本の化粧品業界はハラル(イスラムの戒律を満たした)化粧品を生産し、イスラム市場に参入したい意向だ。
マレーシア日本大使館の大使公邸で24日、開かれた日本製化粧品の販促会「ジャパン・ビューティーウィーク」のセミナーで、ベルナマ通信の取材に対し日本化粧品工業連合会のカンベ氏は、イスラム国でも化粧品需要が増加しているが、ハラル認証を得るのが最大の課題だと述べた。
マレーシアはハラル商品・サービスの生産・取引センターで、連合会としてハラル市場に参入する拠点として望ましいとみている。
大使館の中村商務参事官は、環太平洋経済連携協定(TPP)が施行されると日本の化粧品メーカーはマレーシアでこれまで以上の競争に直面することになるとの見通しを示した。マレーシアは昨年、20億円相当の化粧品を日本から輸入した。
(ベルナマ通信、2月25日)
提供:アジアインフォネット
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