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【マレーシア】ハラル市場開拓へ、豪州&NZなどTPP加盟国で

【クアラルンプール】 ムスタパ・モハメド通産相は、環太平洋経済連携協定(TPP)の加盟国にハラル(イスラムの戒律に則った)製品やサービスを輸出し、ハラル市場を拡大させると述べた。

特に豪州やニュージーランドはこれまでにもマレーシアのハラル関連政策においてマレーシア政府と連携しているという。今後は米国やカナダなどイスラム教徒の人口が増えつつある市場へのマレーシア製品・サービスの輸出を強化させる予定だ。
TPPの発効を受けてマレーシアの輸出業者がアクセスすることができる市場が拡大することから、政府は第11次マレーシア計画やハラル産業開発公社による発展計画に基づいて進めているハラル産業の振興策を、更に効果的にするため、海外市場に対応できるような内容に変更する。より多くの国でのマレーシアのハラル認証の認知度を高めることで、マレーシア産ハラル商品の消費額を増やすことができると見込んでいる。
ハラル食品・飲料およびサービスの国際見本市「マレーシア国際ハラルショーケース(MIHAS)2016」での売り上げも、今年は前年比2-3%増加すると予想されている。昨年開かれたMIHASでの売り上げは11億リンギとなっている。MIHASには67カ国から2万5,000人が来訪すると予想されている。
(ベルナマ通信、2月2日)

提供:アジアインフォネット

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