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【フィリピン】<大塚製薬 フィリピンに機能性飲料等の合弁会社>

 大塚製薬は2007年よりポカリスエットを展開しているフィリピンにおいて、さらなる成長を目指し、現地で幅広い分野の実績と信頼があるパートナー企業との協働で、機能性飲料・食品事業を行う合弁会社を設立した。

 大塚製薬は、フィリピンに機能性飲料・食品事業を目的とした、ソーラーエンターテイメント社との合弁会社「大塚ソーラー フィリピン社」(OTSUKA-SOLAR Philippines, Inc.)を、1月14日に設立した。この合弁会社設立で、フィリピンでの全国規模のマーケティング活動を活発化し、ポカリスエットブランドのさらなる価値の向上、販売拡大と、大塚製薬の機能性飲料・食品事業の拡大を目指す。

 なお、ポカリスエットは1980年に、「汗の飲料」をコンセプトに、発汗により失われた水分・電解質(イオン)をすばやく補給する飲料として開発された。1982年より海外展開を開始し、フィリピンでは2007年より、現地子会社であるフィリピン大塚製薬(1997年設立)を通じて販売を開始している。

 ポカリスエットは、現在、アジアを中心に20カ国・地域で販売され、海外の販売本数が日本国内と同等まで成長し、フィリピンでも順調に売り上げを伸ばしている。大塚製薬は、経済成長、健康意識の高まりとともに機能性飲料、食品の需要拡大が見込まれるフィリピンでも、トータルヘルスケアカンパニーとして事業を拡大してきている。

フィリピンは、アジア新興国の中で、中国、ベトナムなどと並ぶ高い経済成長率を示し、近年、年平均約6%の成長を続けている。また、生活が豊かになる中、マラソンイベントが各地で開催されるなど、健康への意識も高まってきており、今後の機能性飲料、食品の需要拡大が見込まれ、大塚製薬の同分野における事業拡大が期待できる国のひとつである。

 新合弁会社の設立は、現地で宣伝、物流など幅広い分野で実績と信頼のあるパートナー企業「ソーラーグループ」(SOLAR GROUP)との協働で実現した(16年1月22日の大塚製薬株式会社ニュースリリースより)。

提供:WCLソリューションズ・フィリピン

ここで紹介できなかったフィリピン経済情報は、 フィリピン経済・金融・投資情報 にてご確認いただけます。

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