【タイ】グリコがアイス発売へ、シェア10％目標

江崎グリコは19日、タイでアイスクリームを27日に発売すると発表した。アイスの海外販売は初めて。2020年のシェア10％を目標とする。

昨年６月に設立した完全子会社グリコフローズン（タイランド）が販売する。食品メーカーのチョムタナに生産を委託し、同社が中部パトゥムタニ県の工場から供給する。
発売するのは、「パリッテ」（35バーツ）「ジャイアントコーン」（25バーツ）「セブンティーンアイス」（20バーツ）「パナップ」（25バーツ）。日本で販売している主要４ブランドを投入する。グリコの知名度を生かし、中高級製品としてシェア獲得を狙う。
初年度の売上高目標は３億バーツ。タイのアイス市場は急成長しており、昨年は128億バーツ規模だったという。
タイでは1970年に現地法人のタイグリコを設立。「ポッキー」「プリッツ」などの菓子を生産し、国内のほか、東南アジアや北米などに供給している。　（日刊タイビジネス）

提供：アジアインフォネット

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