【マレーシア】高速道路4カ所、13日に完全キャッシュレス化
【クアラルンプール】 2016年内に首都圏クランバレーの高速道路の利用料金の支払いが全面キャッシュレス化されるのに伴い、13日から4カ所の高速道路の料金所で現金の取り扱いを中止する。
対象の高速道路はマジュ高速道路(MEX)、新パンタイ高速道路(NPE)、チェラス-カジャン高速道路(グランド・サガ)、ケムニン-シャアラム高速道路(LKSA)。キャッシュレス化を通じて料金所における効率アップ、また交通渋滞の緩和が期待されている。
キャッシュレス支払いの推進のため、「タッチ・アンド・ゴー」カードが道路ユーザーに配布される他、「スマート・タグ」の価格も引き下げられる。また、1月13日から3月12日までの期間、クラス1の車両の高速料金の5%が払い戻しされることも決まった。2月13日から払い戻しを受けることができる。トップアップの利便性を高めるため高速料金所では24時間、トップアップを行うレーンが設けられる。
現金での料金支払いでは1時間に平均360件の支払いを処理しているが、「タッチ・アンド・ゴー」や「スマート・タグ」を利用したキャッシュレスの支払いでは1,000件の支払いを処理することができ大幅な効率アップが見込まれている。
昨年9月にはアンパン高速道(AKLEH)やドゥタ・ウル・クラン高速道路(DUKE)、スマートトンネル高速道路においてETCが導入されている。
(ザ・サン、1月6日、ベルナマ通信、1月5日)
提供:アジアインフォネット
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